向ヶ丘遊園モノレール
「向ヶ丘遊園モノレール」は
小田急向ケ丘遊園駅から向ケ丘遊園正門駅までの1.1㎞間を結び、日本で初めてロッキード式を採用したモノレールでした。
◆開通:昭和41年4月23日◆
◆休止:平成12年2月13日◆
◆廃止:平成13年2月1日◆
◆敷設距離:約1.1㎞◆単線◆
◆2両編成◆
◆跨座式モノレール(ロッキード式)◆
◆編成定員:120人(座席46人)◆
◆最高速度:40㎞◆
◆所要時間3分◆
以前に同じ経路を運行していた「豆電車」が存在しましたが
昭和40年の道路改良工事により、鹿島田菅線との交差が必要になり
幹線道路に踏切を設置して交差させるというのは非現実的であった為、廃止を余儀なくされました。
代替として全区間高架による、この向ケ丘遊園モノレールの導入が考案され
昭和40年4月30日付で営業免許取得し、翌年41年4月20日に運輸開始認可が下り、
同月の昭和41年4月23日に営業を開始。
その後、自分も含めたくさんの子供たちを長年にわたって送迎していましたが
平成12年の点検にて台車部分に亀裂が発見され、運行休止。
修理には膨大な費用が掛かることが想定され
当時遊園地の業績も芳しくなかったことから、修理されることもなく
そのまま廃止されてしまいました。