宙返りコースター「スカイハリケーン」

昭和55年8月に設置された、幻の名機
宙返りコースター「スカイハリケーン」です。
花の大階段の上で、大きな存在感でしたね。

ところが、この名機も、オープンに関して関係者の皆様の大変な苦労がありました。
それは、コースターの騒音問題が持ち上がり、周辺の長尾・
五所塚南北両地区の住民の方々の営業反対運動が起こってしまったのです。
しかし、市公害局のご理解を得ることができ、予定どおりオープンができたとのことです。


それでは、スカイハリケーンの解説を・・・

スカイハリケーンは、泉陽興業㈱と泉陽機工㈱によって施工されて完成した遊戯施設で、
建設大臣、日本建築センターの機能評定の認可を受けたチェーン引揚式、直線型、前後進宙返りコースターです。
コンベヤーチェーンで引き揚げられた車両が、進行方向前方の傾斜線の頂点で自動的にチェーンから離れて、
走路勾配斜線に登り、一旦停止して前方方向に下降、ループ点で宙返りして
出発点のプラットホームに戻り、ブレーキで停止します。
安全性とスリルを十分考えて施工完成された施設でした。

仕    様
走路延長           279m
車両編成        四人乗り6両
最高速度         時速80km
反転部上向遠心力        5.8C
運転所要時間   出発から停止 107秒

カタカタカタ、ビューン、クルクル、高い高い、クルクル、キュッ!と停車