横浜ドリームランドモノレール(ドリーム交通)

横浜ドリームランドが開園し、その2年後に遊園地との連絡手段として誕生したのが、このモノレール大船線。ドリーム交通が手掛けた。
それまでバスで15分かかっていた(大船駅‐ドリームランド)間を8分で結び、住民の通勤・通学客の足にもなっていた。
車両は3両編成2本が製造され、「ドリーム号」「エンパイア号」と名付けられた。(ドリーム交通10形)
開業から間もなくして車両故障が頻発し、調査の結果、申請していた車重よりも16トンもオーバーしていることが発覚。
その後、乗車定員を削減したりと対策を行ったが、橋脚にクラックが見つかり非常に危険な状態とのことから、わずか1年半で休止。
運行再開計画もあったそうだが、そのまま運行されることもなく廃止されてしまった。

◆営業開始:1966年5月2日◆
◆休止:1967年9月27日◆
◆廃止:2003年9月18日◆
◆駅数2駅:大船駅 - (小雀信号所) - ドリームランド駅◆
◆敷設距離:5.3㎞◆
◆2両編成◆
◆方式:跨座式モノレール(東芝式)◆
◆編成定員:160 人◆
◆最高速度:60㎞◆
◆所要時間8分◆

昭和46年度「私鉄要覧」より

建設・試運転時の写真

我が家に眠っていた写真で、昔何処か(フリマ?)で購入したものです。

レールの施工風景

台車の搬入①

台車の搬入②

台車の搬入③

車両の搬入

試運転① ドリームランド駅にて

試運転② 小雀信号所にて

試運転③ 小雀信号所にて

試運転④

試運転⑤ 大船駅付近

試運転⑥ 大船駅にて

大船駅にて