昭和43年から正面入り口大階段横に設置されていたフラワーリフトの代わりに 昭和62年2月5日に竣工したのが、この「フラワーエスカー」です。 昭和62年3月に開催される蘭・世界博覧会の大量の入場者が想定されており、 輸送能力の大きい輸送設備が必要となったのが、「フラワーエスカー」導入の目的でした。 当時、屋外型のエスカレーターでは最長の47m(上下総延長では88m)。 傾斜角度25度は通常の30度と比べ、ゆるやかで利用者に恐怖感を与えないように 配慮されています。 遊園の新名物として、その愛称についても一般公募を行い、応募総数は1000通を超えて、 「フラワーエスカー」と決定しました。