ボート池は、昭和30年2月に工事着工されました。
この用地は、もとから谷間の湿田であったため、簡単な護岸工事で完工することができ、約2ヶ月の貯水によって同年4月に完成されました。
そして、池の西端寄りに橋を架け、貸しボート乗り場や松鶴庵への通路としました。
その橋の名が「あやめ橋」です。
その命名の理由は、池の端にあやめを植栽したことにちなんだものです。
池の鯉は、当時に紀伊国屋から数十匹を寄贈されたものです。
閉園までの間、鯉は相当数に殖え、来園者を楽しませていました。
私も、メルヘンボートに乗る度に、パンを持参して、鯉の餌にしていました。
最後は何百匹になったのでしょうか?
そして、今でも元気にしてますか?