2002年3月31日、遊園の最後の一日をご紹介いたします。
とても長いようでとても短い一日だったと記憶しています。
尚「バルーンリリース」につきましては別項目でご紹介してありますので、そちらをご覧ください。
私、開園前に来たのは、今日が初めてです・・・
ブースカの看板は、いつもと同じく笑っています。
従業員の方々も、開園時間を待ちます
警備員の方もフラワーエスカーで登場!
園長さんもお出迎えです。
2002年3月31日、8時30分開園
記念の花の種を受け取って入場開始です。
午前からかなり、にぎわっていました。
午後になると駐車場もいっぱい。どこのアトラクションも大行列です。
いつも、こうであったなら・・・と少し考えてしまいました。
ここで、ちょっと脱線して、物産展会場に展示されていた、「ブルーバード」について、ご説明いたします。
会場に簡単な説明文がありましたが、詳細を「向ヶ丘遊園小史」より抜粋、補足させていただきます。
第1回フラワーショーのトピックスの第一が「花の親善使節団の全国キャラバン」である。
これは日産自動車とのタイアップで実施したもので、皇太子殿下ご成婚記念事業として建設された「こどもの国」に郷土の花を咲かせることと、
フラワーショーへの展示を目的に、ブルーバード1200に乗った使節団が国内全道府県を訪れ、東部知事のメッセージと桜の苗木を届け、
返礼に各道府県花の苗木を受領した。
車体に各道府県の花を描かれ、各知事がサインをされたこの車は、
今も日産に大切に保存されているという。
空も暗くなり始め、閉園時間までもう間もなくとなりました。
6時を過ぎ、全てのアトラクションが遊園での全ての行程を終えました。従業員の方がとても寂しそうです。
もう二度と開くことのないシャッター、動くことのない乗り物、灯ることのない照明・・・
観覧車も二度と動くことはありません・・・
全てが終わってしまいました・・・
関係者の皆様、お疲れ様でした。
楽しい想い出をありがとう