大観覧車のお話②

2025年1月13日「よみうりランド」の大観覧車が営業を終了するとのことで足を運びました。

建設当時、設計、施工は東洋娯楽機株式会社(トーゴ)が行った為、「向ヶ丘遊園」の大観覧車と同型で、大きさは違うものの、外観は瓜二つでした。
「向ヶ丘遊園」の大観覧車は昭和51年9月に完成し、当時では日本一の大きさを誇る、その名にふさわしい「大観覧車」でした。
当時は各遊園地が観覧車の大きさを競っていた時代、そのような時代背景の中で4年後の昭和55年4月に、遊園の観覧車よりも一回り大きい、この大観覧車が「よみうりランド」に誕生しました。

向ヶ丘遊園の大観覧車が引退した後、現代まで40年以上も稼働してきたのにも関わらず、元気に動いていられるのは「よみうりランド」のスタッフの方々の日々のメンテナンスのおかげだと実感させられました。

現在よみうりランドでは、「ジュエルミネーション」を開催中。
今しか見れない双輪の観覧車「60thデュアル・グランオブジェ」

やはり遊園地といえば観覧車ですよね。
40年以上もの時の中で、子供から大人までいろいろな人々を乗せて動き続けてきた大観覧車。
子供の頃、両親や祖父母に連れてきてもらった思い出、友達や、恋人との思い出…
そんな素敵な思い出に残る観覧車に乗れるのも、残りわずかとなりました。
2025年1月13日が最終営業日、その後は新しく建てられた「Sky-Go-LAND」にバトンタッチするようです。
最後の大観覧車での思い出を作りによみうりランドに行ってみてはいかがでしょうか。