2003年遊園探索解体レポート(1月13日)

2003.1.13、「遊園」の様子が気になり、久しぶりに様子を見に行ってきました。
「かなり撤去が進んでいる」と聞いていたとおり、現実の風景に悲しい気持ちになりました。

今回のレポートは、「遊園」の東ゲートから、遊園中央を横切る「公道」より行いました。この公道は
地元の方々の遊歩道のような存在で、小田急線の「向ヶ丘遊園駅」方面への買い物などに使用されています。

あちらこちらに 「私有地につき無断立入禁止(警備員巡回中)」の看板がありました。
(今回のレポートは、全て公道より行いましたので、誤解の無い様にお願いします)

遊園の裏口とも言える「東ゲート」です。既に建物も無くなっています。

東ゲートからの「ボート池」の様子です。スワンボートの姿は確認できません。

東ゲートのすぐ脇を通っていた「フラワートレイン」の線路跡です。線路はもうありません・・・・・

遠いホームあたりに「フラワートレイン」の姿が見えます。

左の基礎は閉園時まで豆電車が眠っていた車庫跡になります。

昭和25年から閉園までの間、遊園の歴史を見てきた生き証人の豆電車も解体されてしまったと思い、非常に悲しい気持ちでした。

ですが、まだ豆電車にはストーリーがありました↓

ここが東ゲート付近の「公道」の入口です。まずは「公道」の左側から紹介していきます。

白いコンクリートが露出しているのは、ゲームセンター跡です。東ゲート付近の建物は全てありませんでした。

メリーカップの建物はありましたが、カップなどの設備は無くなっていました。

フライングステージは現役のままの姿です。閉園に抵抗しているかのような姿です!

「メリーカップ/上(チェーンタワー)」「アドベンチャーコースター」「フライングステージ」

「アドベンチャーコースター」の見慣れた姿はありません。

天に突き出したレール跡の先は、私達の想い出へと続いています。

「一階が売店・二階がゲームセンター」だった「たんぽぽ」も撤去されていました。
観覧車へ続く階段だけが虚しく残っています。
本来はこの青空に雄大な姿で「大観覧車」があったはずです。
手前にあった「キディシャトル」も撤去されています。

「回転ボート」は閉園前と同じ姿で存在していました。
イルカさん達も元気な様です。

「お化け屋敷」も全て撤去されています。
左に写っている白いの構築物は「ディオスのエリア」への陸橋ゲートです。


「不思議な森の大冒険」も基礎だけになっていました・・・

次は「公道」の右側です。
「ディオス」「グランプリ3000」はそのままでした。
「ディオスの車輌」の姿も確認できました。

↓最後に約300メートルの「公道」の写真です↓

「公道」の終点。ここからは下り階段です。